田辺市複合文化施設愛称募集 2011年8月31日必着
紀南病院跡地に建設中の複合文化施設(平成24年2月上旬開館予定)の正式名称は、「田辺市文化交流センター」に決まりました。
図書館、歴史民俗資料館、市民交流ホールを合わせ持つこの施設が、市民の皆様に愛され、広くご利用いただける様、覚えやすく親しみやすい施設の愛称を募集します。
1.施設基本理念
「だれもが学び、憩い、情報を活用できる、暮らしのなかの文化施設」
①世代を超えた多くの市民交流の場としてだけでなく、生涯学習の知的活動の支援、様々な情報を発信していける受け皿として機能する施設
②日々の暮らしの中で気軽に利用することができ、多様な市民の活動をサポートできる施設
2.応募規定
①応募資格は問いません。
②応募作品は、自作で未発表のものに限ります。
③一人1作品とします。
④採用作品に関する一切の権利は、田辺市に帰属します。
⑤入選愛称とともに、「氏名」「市町村名」までの住所を公表する場合があります。
⑥個人情報は、田辺市において適正に管理し、今回の募集に必要な業務にのみ使用します。
⑦応募作品は、返却しません。
3.応募方法
①応募は、白紙用紙を使用し、
②に揚げる事項を明記してください。
なお、用紙1枚につき、1作品とします。
②応募にあたっては、「愛称」、「愛称の説明」、「郵便番号」、「住所」、「氏名(ふりがな)」、「電話番号」を記載してください。
③応募は、持参または、郵送、FAX、Eメールとします。
4.応募期間
平成23年8月9日(火)~8月31日(水)
※平成23年8月31日午後5時必着
5.採用作品の発表
田辺市広報10月号、田辺市ホームページに掲載します。
また、作品採用者には直接通知し、記念品を贈呈します。但し、同じ内容で複数応募があった作品が採用された場合は、抽選により決定します。
6.応募先、問合せ先
田辺市立図書館
〒646-0036
和歌山県田辺市上屋敷二丁目3-43
http://www.city.tanabe.lg.jp/tosho/meishou.html

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( 本作は、ピンク・フロイドの2枚組ベスト盤だが、バンドの歴史をたどる興味深いドキュメントにもなっている。ピンク・フロイドは、まずシド・バレット率いる、幻覚剤で味つけしたおとぎの世界――妖精、かかし、猫、自転車などが登場――の詩人たちとして世に出た。その後、壮大なスペース・ロック・オデッセイと言うべき作品でイカロスの翼をつけて太陽へと飛び立つ。月の裏側(The Dark Side Of The Moon)にたどり着き、大気圏再突入で炎に包まれ、地上の人々の家庭用ハイファイ・オーディオ装置のもとに不時着すると、高飛車だが熱く煮えたぎるような負の感情をまとった彼らの(と言うよりロジャー・ウォーターズの)華麗なロックは、しだいに左翼的な方向に傾いていく。こうして、社会問題(アルバム『Animals』)、全体主義(『The Wall』)、世界大戦(『The Final Cut』)が題材となったのだ。 <p> そして今、すべてがここにある――フロイドの30年を2枚の立派なCDに凝縮した、素晴らしい回顧カタログとなって。今一度言っておきたいのだが、花火のようなけばけばしい趣味(うまいことに――たぶん意図的にそうしたのだろうが――このアルバムは花火が上がる11月5日の祝日にリリースされた)にもかかわらず、ピンク・フロイドは決してプログレ・バンドではなかった。確かに少々長い曲もあるし、シングルを(少なくとも11年間)一度もリリースしなかったが、同じことはレッド・ツェッペリンにだって言えるのだ。あの時代にありがちなクラシック音楽もどきの序曲や、うぬぼれの強い音楽性から冷静に距離を置いたところにピンク・フロイドは立っていた。 <p> アルバム『Meddle』からの、海をテーマにした壮大な音詩「Echoes」は、今もってフロイドの最高傑作だ。しかし、このコレクションの中では、「空で静止するアホウドリ」は翼を切られている――7分間がごっそりカットされているのだ。だが、オリジナル・ヴァージョンとの違いは絶対に分からないだろう。ソナーの音、カモメの鳴き声、風の吹きすさぶ音はすべてそのまま。ハサミを入れた編集者が誰なのか知らないが、実に念入りな仕事ぶりと言えそうだ。 <p> 興味深いことに、トラックは年代記的に並べられてはおらず、子どものころの喜びを歌った、夏を思わせるような「See Emily Play」が、学校教育を手厳しく非難した「Happiest Days Of Our Lives」の次に置かれているといった具合なのだが、こういった構成のお陰で、少なくともアルバム『A Momentary Lapse of Reason』からの曲が聴こえてきたときに聴き手の興がそがれるようなことはない。どういうわけか「Atom Heart Mother」が選曲からもれているが、本作は間違いなくフロイドのヴェリー・ベストだ。脈打つような「One Of These Days」(DJのジミー・ヤングを刺激した曲)から、ポップ・オペラ的な「Great Gig In The Sky」、デイヴ・ギルモアのなめらかで冴えた天才的ギター・ワークまでを網羅。これは時代を超越した音楽だ。シガー・ロス、レディオヘッド、ブラー、ベータ・バンドといったグループのメンバーたちだって、口をそろえてそう証言するに違いない。(Kevin Maidment, Amazon.co.uk))
エコーズ~啓示 ザ・ベスト・オブ・ピンク・フロイド [Original recording remastered] / ピンク・フロイド (演奏); ウォーターズ, ギルモア, バレット, ライト, サムソン, ムーア, メイスン, エズリン, カリン (その他) (CD - 2001)](http://ecx.images-amazon.com/images/I/31MF5XT237L._SL160_.jpg)