競走馬の名前募集 2011年5月31日〆

荒尾競馬組合初の公募

 荒尾競馬組合(荒尾市)は、今年度デビューする熊本産馬1頭の名前を公募している。「経営難にある荒尾競馬を盛り上げる機会になれば」と、馬主の村山光弘さん(49)が提案した。
 同組合では初の試み。デビューするのは大津町の村山牧場で2009年2月に生まれた2歳の牡(おす)馬。母方の祖父は1981年の有馬記念、83年の春の天皇賞を制した「アンバーシャダイ」、兄は昨年の荒尾の門松賞を優勝した「レッドエンゼル」だ。
 村山さんは「将来性豊かで、中央競馬への挑戦も期待される」とし、夢と希望のこもったネーミングを待っている。
 名前は、村山さんが応募された案の中から決定する。命名者となった人には、尾毛で作った携帯ストラップなどを贈るほか、優勝した場合に記念写真の撮影に参加できる特典を設けるという。

 応募は31日まで。問い合わせは同組合企画広報係(0968・62・2210)へ。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20110519-OYT8T00153.htm