福島県いわき市ゆかりのかた「吉野せい賞」作品募集(小説・童話・評論・ノンフィクションなど)             2016年8月15日必着

福島県いわき市ゆかりのかた「吉野せい賞」作品募集(小説・童話・評論・ノンフィクションなど)    
2016年8月15日必着

いわき市

「第39回 吉野せい賞」

作品募集(小説・童話・評論・ノンフィクションなど)   

作家「吉野(よしの)せい」は、明治32年(1899年)に石城郡小名浜町(現在のいわき市小名浜)に生まれ、若い頃から詩人、児童文学者・山村暮鳥(やまむらぼちょう)と交流をもち、雑誌や新聞に作品を投稿していました。

大正10年(1921年)詩人の三野混沌(みのこんとん)と結婚。いわき市好間町の菊竹山で開墾生活を送ります。

結婚後はほとんど作品を書いておらず、昭和45年(1970年)夫・三野混沌の死後、以前から交流のあった、いわき市小川町出身の詩人・草野心平(くさのしんぺい)に作品を書くように勧められたことを機に、再び執筆活動を始めることになりました。

昭和50年(1975年)せい76歳の時『洟(はな)をたらした神』が、第6回大宅壮一ノンフィクション賞と第15回田村俊子賞の2つの文学賞を受賞。

さらに、同年10月には教育文化功労者として、いわき市から表彰されました。

しかし、 受賞から2年後の昭和52年(1977年)11月4日、病により78歳で永眠、せいは短い執筆生活を終えました。 

この年、『洟をたらした神』が劇団手織座によって演劇化され、せい生誕の地・小名浜で上演、その益金が主催者から市へ寄附されました。

市はこれを受けて、昭和53年4月1日に吉野せい氏の輝かしい文学業績を記念し、「吉野せい賞」を創設。 

以来、多くの応募作品が寄せられ、大地の育む瑞々しい文学の芽が毎年生まれ続けています。

●部門   
創作(小説、童話、戯曲)、文芸評論、ノンフィクション

●枚数
400字詰原稿用紙を使用した場合は、15枚以上100枚以内。

ワープロを使用した場合は、横長A4用紙に40字×40行とし、5枚以上29枚以内。

雑誌・小冊子の作品は平成27年8月16日以降に印刷されたもので、その分量は、400字詰原稿用紙換算で15枚以上100枚以内。

●応募資格
いわき市内に在住・通勤・通学している者。

いわき市出身者又は過去においていわき市に在住・通勤・通学した者。

●応募点数
応募作品は一人1篇

●募集期日  
平成28年4月1日(金曜日)から平成28年8月15日(月曜日)
(必着)

●応募方法
送付、持参

●送付・持参先
〒970-8686 
いわき市平字梅本21番地
いわき市文化スポーツ室 
文化振興課内 
「吉野せい賞」係 

●賞    
「吉野せい賞」 賞金20万円と副賞
「準賞」 賞金6万円と副賞
「奨励賞」 賞金3万円と副賞
「青少年特別賞(中学生以下が対象)」 図書カード1万円分と副賞

http://www.city.iwaki.lg.jp/www/contents/1455687773797/files/39yoshinoseisyoubosyuuyoukou.pdf